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第1回 「労働不安」  [2011年03月05日]

早速、第1回目のテーマとして「労働不安」です。

「労働不安」と言っても、アスベスト除去作業などに従事する事では無く、
アスベストに直接関連が無い業種の方々が「今まで普通に作業してたけど、
アスベストの中での作業なんじゃないか?」と言った事です。

一例をあげますと、

内装工事業者様や解体業者様が『天井をバラしたら天井裏にアスベスト含有吹付け材がびっしりだった。』
設備業者様が『電気室や機械室で作業をしているがアスベスト吹付け材に囲まれている。』

と言う事です。

このような状況ではアスベスト対策を取られていないため、アスベスト吸引の可能性が非常に高く
作業員様が健康被害受ける結果になってしまします。
また、このようなケースから会社が作業員様に訴えられると言うことに発展するのです。

先日、実際にご相談頂いた設備業者様との話ですが、
『配管交換工事を行う場所にアスベストが有る。触れないように注意させているが現実的に不可能』
と言う事で、作業員様の健康を守る為に会社としてどの様な対応を取れば良いかと言う内容でした。
この会社様だけでなく他業種の会社様から同様な問合せが増えております

今後はアスベスト建材の劣化アスベスト建材を使用している建物の老朽化などで建設業や設備業、建物使用者の
アスベスト健康被害が懸念されております
そして、先日以下のニュースが飛び込んできました。

「石綿肺」周辺住民を初認定=クボタ工場近く、昨年死亡―兵庫・尼崎         
 クボタ旧神崎工場(兵庫県尼崎市)の周辺に住み、石綿肺を患って昨年69歳で亡くなった鶴谷※(※=ゴンベンに巨)量さんが、石綿健康被害救済法に基づき救済認定されたと支援団体の尼崎労働者安全衛生センターが2日、発表し。鶴谷さんはアスベスト(石綿)を扱う職場で働いた経験がなく、工場周辺住民が「環境暴露」による石綿肺で救済認定 されたのは初めて。
同法は2006年3月に施行され、当初は中皮腫や肺がんだけが救済対象だったが、昨年7月の改正で石綿肺などが対象に加わった。
鶴谷さんは、旧神崎工場でアスベストを扱っていた1954~72年は、近くの家族が経営する金属工場で働いていたが、アスベストは扱っていなかった。石綿肺はこれまで環境暴露による発症が確認されておらず、鶴谷さんが初のケースだった。                                         時事通信 3月2日(水)11時46分配信   

上記のニュースはアスベストを使用した工場周辺での出来事です。
工場に勤めていた方でなく、周辺に住んでいた事によるアスベストの間接的な接触が原因です。
そして、皆様はアスベストが使用されている場所において、直接的な接触が有と言う事なのです。

先述の設備業者様が企業のコンプライアンスとしてアスベスト対策を行おうとしているのは、まだホンの一握りです。
これからは建築にたずさわる会社様が作業員様の健康災害の防止や健康災害に伴った訴訟問題を防ぐなどの目的により自主的なアスベスト対策を講じる必要が有るのです。

 

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